摂食障害について──
「もっと痩せなきゃ」「食べてしまった自分は汚い」「数字が怖い」 摂食障害という渦の中にいるとき、私たちの世界は、食と体重、そして自分を責める声だけで支配されます。
でも、あえてお伝えしたいことがあります。 摂食障害は、あなたが「意思が弱い」からなったのではありません。それは、これまで一生懸命に生きようとして、心が上げてしまった「言葉にならない悲鳴」なのです。
数字の檻(おり)から、自由になる
「数字」を、自分を縛る鎖から「未来を築く武器」へ
体重計の数字、摂取カロリー、服のサイズ。 かつての私は、目に見えない「不安」を、目に見える「数字」に置き換えてコントロールしようとしていました。数字が増えることが、自分の価値が減ることのように思えて怖かった。
その恐怖は、拒食症だった時も、過食症の時もずっと続きました。
けれど、今の私は公認会計士となり、かつて私を縛り付けていた「数字」という存在を、今は自らの意志で扱い、社会や誰かのために役立てる「道具」へと変えることができました。
数字に支配されるのではなく、数字は自分も含め、人々の為に使いこなすもの。
体重計の数値で、あなたの価値は1ミリも減りません。
当たり前の事ですが、その当たり前を当たり前に受け止められないのが「摂食障害」です。
「治る」のを待たずに、生き抜くための武器を持つ
摂食障害の渦中にいるとき、一番苦しいのは「この暗闇が一生続くのではないか」という予感です。 かつての私も、その絶望の中にいました。「いつか治る」という言葉さえ信じられず、出口の見えない毎日をただ繰り返していました。
だから、私は考え方を変えました。 「もしこの病気が一生治らないのだとしたら、病気を抱えたままでも、誰にも奪われない武器を持って生きていこう」
そうして私が選んだのが、会計のプロである公認会計士になるという道でした。
ボロボロのままでも、未来への希望は取り戻せる。
「病気を治してから頑張ればいい」 そう周りは言うかもしれません。でも、当時の私にそんな余裕はありませんでした。治るのを待っていたら、人生がすべて終わってしまうような気がして怖かったのです。
私は、摂食障害という重い荷物を背負ったまま、机に向かい続けました。 過食の罪悪感で泣きながらテキストをめくった日も、自分の人生の虚しさに絶望した日も、「この資格さえあれば、どんな状態の私でも社会で生きていける。これだけは誰にも奪われない」という執念だけが、私を支えていました。
もちろん、どんな状態でも、というのは語弊がありますが、自分を守る盾を作ろうとしたのです。
完璧な状態になれる日を待つのではなく、ボロボロのままでも、自分の人生の防衛線を引く。
それが、私なりの戦い方でした。
誰にも「奪われないもの」が、自信の種になる
皮肉なことに、自分を追い詰めていた「数字」へのこだわりが、会計士試験の勉強においては、緻密に計算を積み上げる「強み」に変わりました。
自分を傷つけるために使っていたエネルギーを、ほんの少しずつ、自分の未来を守るための「盾」を作るエネルギーへと置き換えて(RE:PLACE)いったのです。
会計士の資格を手にしたとき、病気がすべて消え去ったわけではありません。
けれど、「これがあるから、私は生きていける」という確かな安心感は、少しずつ私の心を自由にしてくれました。
あなたが、あなたを諦めなくていい理由
もし今、あなたが「治らない自分」に絶望して、立ち止まっているなら、伝えたい。
治ってから始めなくていい。今の状態のままでも、あなたは何かを学び、自分の未来を少しずつ書き換えていくことができます。
摂食障害は、あなたの知性や、努力する才能までを奪い去ることはできません。
「RE:PLACE AUBE」は、そんなあなたの「生き抜くための準備」を支える場所でありたい。
無理に前向きにならなくてもいい。
「一生このままかもしれない」という不安を抱えたままでも、ここで一緒に、誰にも奪われない「自分だけの武器」を見つけていきませんか。
摂食障害は「才能の休止期間」
摂食障害になる人は、人一倍責任感が強く、優しく、頑張りすぎてしまう人がほとんどです。 その「頑張る力」が、今はたまたま自分を追い込む方向に向いてしまっているだけ。
「治す」ということは、元の自分に戻ることではありません。 「自分を追い込むエネルギー」を「自分を幸せにするエネルギー」へと置き換える(RE:PLACE)ことです。
「回復」の先に、本当の人生が待っている
症状に悩まされている今は、将来への不安で心が張り裂けそうになっているかもしれません。
でも私の実体験から、お伝えしたいことがあります。
摂食障害を乗り越えたあなたは、以前よりもずっと強く、しなやかになっています。
その力は、あなたが本当にやりたかったこと、叶えたかった夢を後押ししてくれるはずです。
明けない夜はない、ここでリスタートしよう
「RE:PLACE AUBE(リプレイス・オーブ)」という名前に込めた「AUBE(夜明け)」という言葉。 どんなに深く、冷たい夜であっても、必ず光が差し込む瞬間はやってきます。
ここは、あなたが「ただの私」に戻れる場所です。 症状だけを見るのではなく、その先にあるあなたの「新しい人生」を、一緒に見つけにいきたい。
暗闇は、ここで置いていきましょう。 あなたが本来持っている才能を、再び輝かせるための「夜明け」を、ここから一緒に始めませんか。
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